当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科 院長:鶴見淳子 所在地:茨城県つくば市二の宮)のゴールデンウィークの休診日について、下記の通りご案内させていただきます。
休診日:
2020年5月3日(日曜)〜5月6日(水曜)まで休診
2020年5月7日(木曜)から通常診療となります。
誠に勝手ながら、上記の日程で休診とさせて頂きます。 ご不便をおかけしますが、何卒ご理解頂きますようお願い致します。当院ホームページの診療スケジュールにてご確認の上でご来院下さい。
年末年始や祝祭日についても当院ウェブサイトから診療予約をお送り頂くことは可能ですが、ご返信については次回の診療日以降となりますので予めご了承下さい。
医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科
茨城県つくば市二の宮1-14-41 (つくば駅からの徒歩ルート)
歯科医による矯正無料相談のお申込みはこちらから
あなたはスタンダードプリコーションって聞いたことありますか?
(知らない方はウィキペディアで)
当院では開業以来16年間行ってきた事ですが・・・。
私が歯科大の学生だった頃、大学病院では行われていました。
が、街の歯医者さんでは正直いってまだまだだったと思います。
スタンダードプリコーションとは、全ての患者さんが感染症であるとの
前提で院内の滅菌、感染予防を行う事です。
分かりやすく言えば、例えばB型肝炎の患者さんが来たら、
急に感染対策をその患者さんにのみ実行したりって時代があったんです。
今回の新型コロナの影響で、スタンダードプリコーションを
常に行わなければならないと今更に実感した先生もいるはずです。
これは患者さんにとって良い事です。
私が歯科医師になった20年以上前は、素手で治療している開業医さんも
普通にいましたし、治療器具を煮沸滅菌で済ませている先生もいました。
しかし、患者さん全員が感染症であると思えば、当然そうは行きません。
正直言って、我々医療従事者の中にはなんとなく感染予防していればいい。
そんなレベルの医療機関も昔はあったんです。
今回の新型コロナ騒動により、一番恐怖しているのは医療従事者です。
自分が感染するかも知れないと言う恐怖。
私にも家族がいます。もし私が感染したらと思うと閉院したくなります。
もちろん患者さんが医療機関を訪れる事による患者さんの感染予防は
当然行っている前提です。その前提すら無い医療機関は閉めて下さい。
今、当院のスタッフが行うべきことは、患者さんから感染をもらわない事です。
過去にあった伝染病(SARS・MERS・エボラ・インフルエンザ等)と今回違うのは
PCR等の検査の絶対量の不足、そして未だに特効薬・ワクチンが無いことです。
さらに、発症から死亡までのスピードが桁違いに早い事です。
それでも自らの感染リスクを知りながら診療しているのは
「医療人としての使命感」以外にありません。
もちろん、新型コロナの診療に従事している方には頭が上がりませんが
当院歯科医師も、もはや使命感が診療続行の原動力です。
アメリカの報告(日本でも知られていますが)では、
歯科医師は新型コロナ診療担当医師より感染リスクが高いとされています。
歯科医師だけでなく歯科衛生士・歯科助手も同様です。
それは、感染者かどうかわからない、全ての患者さんの診療を行うからです。
なので当院では、スタッフ全員の検温・パルスオキシメーターによる肺機能検査を
毎日2回行っています。
当院でスタンダードプリコーション体制が元から実行されいたのは
当たり前ですが幸いでした。
とにかく、1日でも早い事態収束を願うばかりです。
そのためには、皆さんの自粛行動が重要です。
私も早く、焼肉屋さんに行きたいです。ビール飲んでハラミ・ロース食べたいです。
プチ旅行にも行きたいです。日帰り温泉旅行したいです。
でも我慢します。何ヶ月でも何年でも我慢します。
今が我慢時です!日本人の国民性を世界に見せつけてやりましょう!
「お知らせ」にも書いた内容のコピペです。
ついに、医療にも「自粛ムード」到来です。
私個人の見解では。緊急事態宣言→厚労省→医師会・歯科医師会の順でしょう。
我々は基本的に厚生労働省の指針の元で活動しています。
そして先日、厚生労働省様から、
「緊急性の無い診療は延期を考慮されたし」との指針が示されました。
これは、報道等では見当違いなコト言ってますが、
当事者であり歯科専門家の私から見ると、実は診療を制限するモノではありません。
必要な診療は通常に行うべきで「緊急性の無い診療」は延期を、言う事です。
では、「緊急性の無い診療」とは具体的に何を指しているのか?
歯科に関しては。ズバリ、自覚症状の無い定期検診を指しています。
また6ヶ月位したら診せて下さいね!のアレです。
私は基本的には定期検診は必要との立場です。
しかし、さすがに厚生労働省様には逆らえません。
なので誠に遺憾ながら、緊急事態宣言の発令中は自覚症状の無い定期検診は、
国及び厚生労働省の指針に従い、一時的に停止せざるを得なくなりました。
私も残念です。ご了承下さい。
特に、定期検診のお知らせをしてしまった患者さん、ごめんなさい。
確かに、無症状の歯科受診の為だけに外出するのは、もしかしたら
「不要不急の外出」に該当する可能性もあるので仕方ないのでしょうか。
逆に、痛い・腫れた・口臭とか症状があり、ついでに検診も希望される場合は
どう考えてもOKなんじゃ無いですかね。
上記はあくまで、私個人の見解です。
↓気に入ってしまって、2回目のリンクです。。。
皆さんも毎日耳にする「院内感染」。
あたかも医療機関に落ち度があり発生したかのように聞こえます。
今、歯科も含め医療機関(医療従事者)は「そこまでやるか?」って位に万全を期して
院内感染対策を行っており、現場の人間は体力的にも精神的にも相当に疲弊しています。
それでも報道では「院内感染」と連呼しています。
まあ、それ以外に表現のしようが無いのでしょうけど。
しかし、報道で「院内感染」と出る度に最前線で働く人の心は折れていきます。
歯科の私も同じ思いです。
2020/4/18現在で、感染者数の内、感染経路不明の方が多いのが実態です。
私の想像では、遊興施設や未だにいわゆる夜の街での感染の方が、と思ってしまいます。
注:上記関係者の方をディスる意図はありません。
ならば、例えば、例えばですよ。
もし「外食感染」「スーパーマーケット感染」という言葉があったら
関係者の方は相当に落胆と危機感を覚えるのではないでしょうか。
注:上記関係者の方をディスる意図はありません。
大抵の「院内感染」に医療機関側の落ち度は少ないと思います。
骨折とか他の症状で医療機関を訪れた方がたまたま無自覚感染者だったり、
その方のご家族が濃厚接触者だったり。実際にあるケースです。
最近では「院内感染」と言われない為に、診療を拒否するケースもあるそうです。
何か良い案はないですかね?
「医療機関で起きた偶発的な感染」・・・長いか。
「この上無い感染対策を講じた上での医療機関における感染」・・・もっと長いか。
志村けんさんが御存命だったら、「最初はグー!」みたいに良案を頂けたかも。
おそらくは、多くの医院が抱えている問題かと思いますが、
あくまで当院での話としてお読み下さい。
今、かつて経験した事のない大変な事になってるんですよ。
とにかくモノが無いんです。
モノって何?マスク・グローブ・消毒用アルコール等です。
たまたま私は心配性であることと、セール時にまとめ過剰買いする
性格でしたので、今後もそこそこのストックがあり、
しばらくは診療を続けられそうです。
医院を一般のご家庭に例えて考えてみて下さい。
必要なモノ、食糧・衣類・お子様用品・洗剤・・・・等です。
具体的には、米・塩・肉・魚・オムツ・食器用洗剤・洗濯用洗剤みたいな。
上記のモノの供給が止まったら、生きて行けますか?
普通はなんでも「減ってきたら補充する為に買う」わけですよね。
しかし今は医院は「いかにストックを増やすか」に注力せざるを得ません。
我々医療人は、皆さんのように薬局や量販店でマスクや消毒薬を買うわけではなく
専門の業者から購入するのですが、その業者にも在庫が無い状態です。
当院には4社の業者が入っていますが、大元の輸入・流通が止まった為、
事実上、微量づつしか買えない状態が続いています。
このコロナのご時世ですから、消毒用アルコールの消費量もハンパじゃないです。
医療従事者の感染防具であるマスクも同様、グローブも従前通り頻繁に交換が必要です。
全日空(ANA)さんがCAさんの制服用の布を医療用に提供して下さるそうですが、
まさに、戦争中ですか?って感じですよね。
一応先進国であるはずの日本国を持ってして、医療用マスク・消毒用アルコールが
欠品、不足状態って、ちょっと信じられません。
モノが無い為に、止むを得ず閉めている医院も出始めました。
消毒出来ません、感染防具がありません。じゃあ、閉院するしか無いですよね。
この状態を一刻も早く解消するよう、国の偉い人に切にお願いするばかりです。
暗いブログになってしまい申し訳ないですが、患者さんに知ってもらいたくて
あえて書きました。
Question
年をとるとみんな歯周病になるって聞きました。本当ですか?
Answer
歯周病は細菌の感染によって歯ぐきに炎症が生じ、さらには歯を支える骨が壊れる病気です。たしかに歯周病になる人は中高年から増加します。ある調査によると20~30代では約3割ですが、50代では半数を超え、60代では6割以上という結果がでています。これは
①歯ぐきの免疫力の低下
②歯ぐきの細胞の老化
③歯ぐきの血管の変化
が関係すると考えられています。それに加え長年の生活習慣(喫煙など)の蓄積や全身の病気(糖尿病など)の影響があります。
しかし、加齢によりみんなが歯周病になるわけではありません。
歯周病の原因であるプラーク(歯垢)と歯石(プラークが石灰化したもの)をきちんと除去できれば歯周病は防げます。
そのために大切なのは正しい歯みがきとクリーニング、定期的なメインテナンスです。
【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて、つくば駅から車で6分の当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科)院長による歯科医師の立場からの質問への回答が掲載されています。過去に掲載された記事もバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。