「補綴(ほてつ)歯科」とは、見た目やかみ合わせをクラウンや入れ歯など人工の歯で補う治療法のこと
「補綴(ほてつ)」は「ほてつ」と読みます。歯科治療における補綴とは,歯が欠けたり、なくなった場合にクラウンや入れ歯などの人工物で補うことをいいます。古くは紀元前2,000年~1,000年のエトルリア人の墓地から発掘された入れ歯があります。日本でも奈良時代から入れ歯があったといわれていますので、昔から行われてきた治療法といえます。
大前提として、吉村さんに他意はありません。
先ずはデイリーの記事をご参照下さい。(以下青字部分)
吉村洋文大阪府知事が19日、府下の歯科医院から新型コロナウイルスによるクラスターが発生していないとツイッターに投稿。「何かある」と記した。
吉村知事は「コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。なのでマスクが有効だし、飲食の場も指摘される」とマスクをすることなど従来の対策について投稿。
続けて吉村知事は「一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?専門家には、是非分析してもらいたい」と求めた。
だ、そうですが・・・・。
「何かある」って・・・・。
何かある、んじゃなくて全国の歯科医院が何も無いように頑張ってるんです。
それにしても、歯科医院でのクラスターZEROは誇らしいです。
私の私見としては、歯科医師ならではの長けた特徴だと思います。
①歯科医師はコロナ以前から常に、肝炎・HIV・インフル等のウイルスと接近戦のため、
感染防御について大学で徹底的に叩き込まれる。マスク・グローブ・ゴーグルは当たり前。
そういえば、コロナ以前の歯科以外の先生ってマスクしてないイメージありますよね?
歯科医師は常にマスクをしていました。
②歯科医院での滞在時間は通常30分程度。検査待ちや入院が無い為、滞在時間が少なく、
単科である為に感染対策をしやすい。基本予約制である為、密にもなりにくい。
開業医が多い為、院長の指示で常時換気等の対策を即実行しやすい。
などが挙げられます。元々、コロナ以前から感染対策には長けている人種なんです。
そこに「さらに対策しろ!」と言われたら、ガッテン承知!鬼に金棒ですよ。
新型コロナウイルスがが市中感染の領域まで達し、
緊急事態宣言(今回は茨城県は含まれていませんが)
まで発出されるというこの非常事態に1都3県だけが
危機であるとは思えません。特につくば市はTXで東京まで1時間の立地です。
これまで歯科医院でのクラスター(医療従事者から患者への感染)、
また歯科医院に通院した為に感染した事例は報告が有りません。
それは日本中の歯科医院が感染対策を「そこまでやるか?」とまで頑張っているからです。
とは言っても、外出そのものがリスク、という考え方が有ります。
いくら感染対策をしていても、歯を治したくてもコロナが怖い。当然ですよね。
そこで当院では従前通の診療を主として当然行いますが、主訴(一番困っていること)
のみの単発診療もアリだと判断しました。
これまで一般の歯科医院は、緊急性の無い限り、先ずは治療に適した口腔環境にする為に
歯周病治療をし、検査をして、それから順番に歯科疾患(主に虫歯)の治療をしてきました。
それを望む患者さんには当然その通りにします。
しかし、
・ただ取れた銀歯をつけて欲しい。
・とりあえず痛みだけどうにかして欲しい。
・口臭治療だけで良い。歯のクリーニングだけして欲しい。
・困っている、そこだけで良い。
そんな希望をお持ちの患者さんもいるはずです。
でも歯医者に行ってそう言うと先生に怒られたり、
治療は全て完結するまで通うべきと諭されたり。
先ずは歯周病が治らないと虫歯に手を付けられないと言われたり。
そんな経験は無いでしょうか?
当院では、患者さんの希望があれば、困っている事だけの単発治療も
アリだと判断しました。
初診時で、取れた銀歯を付けて終わり。
痛みを取ってあげて終わり。
可能な範囲で歯周病治療も同日に施術。
他に悪い所があっても説明に留める。
次回予約を強要しない。
教科書的ではありませんが、このご時世にアリだと思います。
いろいろ落ち着いたら、改めて治しに来て下さい。
そんな歯科医院が1件くらいあってもいいじゃないですか。
注:全ての場合が1回で終わるとは限りません。
取れた銀歯が変形して戻らない、神経を取る治療が必要になった。
など、様々なケースがありますが、来院回数を減らす努力を致します。
*複数の歯の治療は1回では終わりません。
そのような治療をご希望の方は、ご予約の際にその旨お伝えください。