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やっとスタンダードプリコーションが日本中で本当に実行されてきた

やっとスタンダードプリコーションが日本中で本当に実行されてきた

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あなたはスタンダードプリコーションって聞いたことありますか?

(知らない方はウィキペディアで)

当院では開業以来16年間行ってきた事ですが・・・。

私が歯科大の学生だった頃、大学病院では行われていました。

が、街の歯医者さんでは正直いってまだまだだったと思います。

スタンダードプリコーションとは、全ての患者さんが感染症であるとの

前提で院内の滅菌、感染予防を行う事です。

分かりやすく言えば、例えばB型肝炎の患者さんが来たら、

急に感染対策をその患者さんにのみ実行したりって時代があったんです。

今回の新型コロナの影響で、スタンダードプリコーションを

常に行わなければならないと今更に実感した先生もいるはずです。

これは患者さんにとって良い事です。

私が歯科医師になった20年以上前は、素手で治療している開業医さんも

普通にいましたし、治療器具を煮沸滅菌で済ませている先生もいました。

しかし、患者さん全員が感染症であると思えば、当然そうは行きません。

正直言って、我々医療従事者の中にはなんとなく感染予防していればいい。

そんなレベルの医療機関も昔はあったんです。

今回の新型コロナ騒動により、一番恐怖しているのは医療従事者です。

自分が感染するかも知れないと言う恐怖。

私にも家族がいます。もし私が感染したらと思うと閉院したくなります。

もちろん患者さんが医療機関を訪れる事による患者さんの感染予防は

当然行っている前提です。その前提すら無い医療機関は閉めて下さい。

今、当院のスタッフが行うべきことは、患者さんから感染をもらわない事です。

過去にあった伝染病(SARS・MERS・エボラ・インフルエンザ等)と今回違うのは

PCR等の検査の絶対量の不足、そして未だに特効薬・ワクチンが無いことです。

さらに、発症から死亡までのスピードが桁違いに早い事です。

それでも自らの感染リスクを知りながら診療しているのは

「医療人としての使命感」以外にありません。

もちろん、新型コロナの診療に従事している方には頭が上がりませんが

当院歯科医師も、もはや使命感が診療続行の原動力です。

アメリカの報告(日本でも知られていますが)では、

歯科医師は新型コロナ診療担当医師より感染リスクが高いとされています。

歯科医師だけでなく歯科衛生士・歯科助手も同様です。

それは、感染者かどうかわからない、全ての患者さんの診療を行うからです。

なので当院では、スタッフ全員の検温・パルスオキシメーターによる肺機能検査を

毎日2回行っています。

当院でスタンダードプリコーション体制が元から実行されいたのは

当たり前ですが幸いでした。

とにかく、1日でも早い事態収束を願うばかりです。

そのためには、皆さんの自粛行動が重要です。

私も早く、焼肉屋さんに行きたいです。ビール飲んでハラミ・ロース食べたいです。

プチ旅行にも行きたいです。日帰り温泉旅行したいです。

でも我慢します。何ヶ月でも何年でも我慢します。

今が我慢時です!日本人の国民性を世界に見せつけてやりましょう!

 

 

 

 

 

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