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Category Archive: 歯周病

【医療相談】歯周病と糖尿病は関係しているの?

Question

歯周病と糖尿病は関係していると聞きましたが、本当ですか?

Answer
糖尿病とはインスリンの作用不足により血液中の糖(血糖)が高くなることにより様々な症状がでる病気です。一方歯周病は細菌の出す毒素により歯を支える骨が溶けてしまう病気で、細菌の感染が延々と続いている状態「慢性感染症」です。どちらも生活習慣病である、自覚症状がなく進行する、多くの合併症を持つという共通点があります。

歯周病と糖尿病は相互関係があり、歯周病は糖尿病を悪化させ、糖尿病は歯周病を悪化させることが分かっています。つまり、両方の治療が双方に好影響を与え相乗効果を生み出すのです。

歯周病の基本治療はクリーニング、ブラッシングですが、進行状況に応じて治療方法は変わってきます。糖分の多い食習慣を見直す、禁煙する、精神的ストレスの緩和などは糖尿病の治療と重なります。歯周病で突然歯が抜けるのではなく、長い間ケアをしなかったためにそうなるように、糖尿病も発症は中高年者でも予防には若いうちからの生活習慣の改善が必要です。正しい歯みがき、定期的な検査、良い血糖コントロールで、ずっと自分の歯で食べられるようにしましょう。

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて、つくば駅から車で6分の当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科)院長による歯科医師の立場からの質問への回答が掲載されています。過去に掲載された記事もバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】加齢によって歯周病になる?

Question

年をとるとみんな歯周病になるって聞きました。本当ですか?

Answer
歯周病は細菌の感染によって歯ぐきに炎症が生じ、さらには歯を支える骨が壊れる病気です。たしかに歯周病になる人は中高年から増加します。ある調査によると20~30代では約3割ですが、50代では半数を超え、60代では6割以上という結果がでています。

これは
①歯ぐきの免疫力の低下
②歯ぐきの細胞の老化
③歯ぐきの血管の変化
が関係すると考えられています。

それに加え長年の生活習慣(喫煙など)の蓄積や全身の病気(糖尿病など)の影響があります。
しかし、加齢によりみんなが歯周病になるわけではありません。
歯周病の原因であるプラーク(歯垢)と歯石(プラークが石灰化したもの)をきちんと除去できれば歯周病は防げます。
そのために大切なのは正しい歯みがきとクリーニング、定期的なメインテナンスです。

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて、つくば駅から車で6分の当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科)院長による歯科医師の立場からの質問への回答が掲載されています。過去に掲載された記事もバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】治療後のメインテナンスは不要?

Question

むし歯と歯周病の治療が終わったら「次はメインテナンスに来てください」と言われました。歯みがきをしっかりすれば行かなくても大丈夫ですか?

Answer
メインテナンスは歯周病やむし歯などお口のトラブルを未然に防ぐ、または早期に発見し処置するためにとても大切です。
例えば歯周病の場合、治療が終わったとしてもそれは完治したのではなく安定期に入っただけなので、再発しないようきちんと歯肉の検査をして経過をみていく必要があります。

検査の後は、プラーク(歯垢)や歯石の付いている場所を確認して歯みがきの練習をします。この時自分でも気が付かない「みがき癖」を教えてもらいましょう。磨いているつもりが磨けていなかったということはよくあります。その後、歯科衛生士が、歯みがきではとることのできない歯周ポケットの中の汚れや歯石をとります。この歯ぐきの中の歯石やプラークこそが歯周病の原因です。最後に歯をピカピカに磨いて終了です。治療が必要な時は歯科医師が行ないます。
治療後の良好なお口をいつまでも保てるよう、ぜひメインテナンスにお越しください。

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【医療相談】治療後のメインテナンスは不要?

Question

むし歯と歯周病の治療が終わったら「次はメインテナンスに来てください」と言われました。歯みがきをしっかりすれば行かなくても大丈夫ですか?

Answer
メインテナンスは歯周病やむし歯などお口のトラブルを未然に防ぐ、または早期に発見し処置するためにとても大切です。
例えば歯周病の場合、治療が終わったとしてもそれは完治したのではなく安定期に入っただけなので、再発しないようきちんと歯肉の検査をして経過をみていく必要があります。

検査の後は、プラーク(歯垢)や歯石の付いている場所を確認して歯みがきの練習をします。この時自分でも気が付かない「みがき癖」を教えてもらいましょう。磨いているつもりが磨けていなかったということはよくあります。その後、歯科衛生士が、歯みがきではとることのできない歯周ポケットの中の汚れや歯石をとります。この歯ぐきの中の歯石やプラークこそが歯周病の原因です。最後に歯をピカピカに磨いて終了です。治療が必要な時は歯科医師が行ないます。
治療後の良好なお口をいつまでも保てるよう、ぜひメインテナンスにお越しください。

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【医療相談】3歳の子供が健診で反対咬合と言われました…

Question

3歳の子供が健診のときに反対咬合で経過観察と言われました。治療をした方がいいか、何歳まで経過をみるのかわかりません。

Answer
お子さんの歯並びに関するご質問で多いのが、「治した方がいいのか?」「何歳で歯ならび治療を始めるのがいいのか?」です。治した方がいいのは、機能的な問題がある場合、また永久歯の萌出に支障がある場合などです。これらは早めに治療を開始します。前歯にすき間がある、少し曲がっているなど審美的な問題は、程度にもよりますしご本人が気にしているかどうかも関係しますが、多くは早くから始めなくてもいいでしょう。

矯正治療をするときは歯並びだけでなく、骨格的な問題、顎の大きさ、バランス等を考慮します。一見同じように見える歯並びでも治療方法も装置も違うことはあります。治療が必要か、いつ開始した方がいいかは、諸々の状況を考慮して決めるので親御さんが判断するのは難しいでしょう。心配な場合は受診をおすすめします。

3歳のお子さんの反対咬合では使用装置も限られますしお子さんの負担も大きいので、今は経過観察でいいと思いますが、いつまでかは分かりません。かかりつけ歯科医院での定期的な観察が必要です。

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【医療相談】マウスウォッシュがあれば歯磨きは不要ですか?

Question

歯周病が気になるのでマウスウォッシュを使おうと考えています。マウスウォッシュを使えば歯みがきはしなくても大丈夫ですか?

Answer
テレビのCMなどではそんなイメージを持たれると思いますが、歯みがきのあとに使うのが理想的です。歯周病は細菌の塊(バイオフィルム)であるプラークが原因ですが、この塊(バイオフィルム)があると洗口液の殺菌成分が届きづらくなるので、洗口液の使用前に歯ブラシで物理的にバイオフィルムを取り除く必要があります。

洗口液を選ぶ際にまず気をつけてほしいのが、液体ハミガキと混同しないこと。液体ハミガキは歯みがき前に使うもので、使い方が全く違います。また使いたい理由、歯ぐきの炎症を抑えたいのか、むし歯を予防したいのか、など目的をはっきりさせると洗口液を選びやすくなります。使う時は使用方法をよく読んで、記載されている時間しっかりすすいで下さい。多くは20~30秒ですが、意外と長く感じるものです。

洗口液は絶対に使わなければいけないのもではありません。歯みがきの補助と考えて下さい。そして歯周病には歯科でのケアーは必須です。

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【医療相談】歯槽膿漏は治りますか?

Question

歯槽膿漏になってしまったらどう治せばよいのですか?完全に治るものなのでしょうか?

Answer
歯周病(歯槽膿漏)は細菌による感染症で、歯を支える組織(歯槽骨など)を破壊する病気です。細菌のかたまりであるプラークや歯石を取り除くことが最も確実で効果的な治療法です。

歯周病は急に進行する病気ではありません。最初は炎症が歯ぐきのみにとどまる歯肉炎。それが進行すると歯槽骨を少し破壊する軽度歯周炎となり、さらに進行すると中等度、重度歯周炎になります。各ステージでスケーリング( 歯石除去)は最も大切ですが、それぞれ治療内容は異なってきます。重度になると歯は抜ける寸前。治療はたいへん困難になります。

歯肉炎のうちに治療をすればもとの健康な状態に回復しますが、歯周炎になると失われた歯槽骨を取り戻すのは難しくなります。ただし炎症を止め再発を防いで現状維持していけば歯を守ることはできます。歯周炎の治療は、早期にとりかかるのがとても大切なのです。

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【医療相談】自分の口の臭いが気になります。

Question

自分の口の臭いが気になります。何に気をつければよいですか?

Answer

現代では、からだの臭いへの関心が高まりつつあり、口臭を気にする人も多いようです。口臭には「生理的口臭」と「病的口臭」があります。

生理的口臭は、起床時や空腹時の口臭、緊張時の口臭、また妊娠時や月経時の口臭などがあります。水分や食事をとって唾液の量がふえれば、口臭も弱くなり、特に治療の必要はありません。

病的口臭は口や耳鼻咽喉科の病気の他、糖尿病、肝・腎機能障害などの全身疾患が原因のものもあります。しかし、口臭の90%は口の中に原因があるといわれています。その主なものは、歯周病舌苔(舌の上のクリーム色の汚れ)、むし歯、不適合な被せ物、不潔な義歯などです。ガムやタブレット、洗口液などで一時的な対策はできますが、自分の口臭の原因を知り、根本的な治療を受けるようにしましょう。

また「心理的口臭症」と呼ばれるものもあります。「人が鼻をこすったのは自分の口臭のせい」などの強い妄想があるときは、精神神経科などの受診が必要になります。

 

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歯と口の健康週間(6月4日~10日)

 

6(ム)と4(シ)でムシ歯。

そんな語呂合わせから毎年6月4日は『むし歯予防デー』と言われていますが、実は今は違った名称で実施されているのをご存知ですか?

日本歯科医師会によってむし歯の予防を普及啓発のために『むし歯予防デー』として実施されていたのは1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)までのたった10年間だったそうです。昭和3年とは今から89年も前の事です。

 

では今現在はというと、
6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」とされています。

「歯と口の健康週間」

歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療を徹底することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進に寄与することを目的としている。

『むし歯予防デー』以降も度々名称の変遷があって、1958年(昭和33年)に厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会によって「歯の衛生週間」が制定され、その名称が長く続いておりました。そして4年前の2013年(平成25年)に「歯と口の健康週間」へと名称が変更になりました。

 

お口のトラブルの中で『むし歯』は老若男女問わずかかりやすい病気のうちの1つです。但し歯医者で治す病気は、『むし歯』だけではありません。むし歯以外に、歯肉炎・歯周病・口内炎・歯槽膿漏・歯髄炎・根尖性歯周炎・歯列不整・不正咬合・歯数異常・萌出位置異常・腫瘍・歯牙破折・嚢胞・舌炎・顎関節症・摂食嚥下障害…など、列挙した疾病の他にも多くの口腔内疾病があります。

 

 

大抵の口腔疾患はというと、進行すればするほど治療にかかる時間治療費用身体への負担の全てが大きくなります。つまり早期に発見したり早めの処置を行っておくことで、それらの負担が軽減出来ます。

歯医者に通う機会を逃していた方は、この健康週間をきっかけに検診を受けてみましょう!

学校検診などでむし歯が見つかったり、要確認となった場合の検診・予防処置・治療も受け付けております。

【医療相談】口の中の汚れが風邪などに影響すると聞きましたが、本当ですか?

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

口の中の汚れが風邪などに影響すると聞きましたが、本当ですか?

 

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

本当です。風邪やインフルエンザにかかるリスクを高くします。歯や舌、口の粘膜などには100億個もの細菌がいますが、歯みがきを怠っている人の場合、その数は1000億個とも。みなさんご存知のようにこうした細菌はむし歯や歯周病の原因になりますが、それ以外にもいろいろ悪さをすることがわかってきています。

お口の中のプラーク(歯垢)は細菌のかたまりです。栄養を取りながらどんどん数を増やし続けます。でもウイルスはこれとは違い、生きている細胞に入り込み、その細胞からエネルギーをもらわないと仲間を増やせません。インフルエンザウイルスはノドの粘膜をターゲットにし入り込もうとしますが、普段、粘膜は粘液でおおわれているのでウイルスは吸着できません(この時がガラガラうがいでウイルスを追い出すチャンスです)。

しかし、プラークに潜む細菌たちが出す酵素は、ノドの粘膜を守っている粘液を溶かし破壊します。そのためウイルスが吸着しやすくなり感染症にかかりやすくなってしまうというわけです。手洗い・うがい・栄養と睡眠、そして歯みがきで、風邪やインフルエンザを予防して下さい。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】口内の汚れが風邪に影響するのですか?

Question

口の中の汚れが風邪などに影響すると聞きましたが、本当ですか?

 

Answer

本当です。風邪やインフルエンザにかかるリスクを高くします。歯や舌、口の粘膜などには100億個もの細菌がいますが、歯みがきを怠っている人の場合、その数は1000億個とも。みなさんご存知のようにこうした細菌はむし歯や歯周病の原因になりますが、それ以外にもいろいろ悪さをすることがわかってきています。

お口の中のプラーク(歯垢)は細菌のかたまりです。栄養を取りながらどんどん数を増やし続けます。でもウイルスはこれとは違い、生きている細胞に入り込み、その細胞からエネルギーをもらわないと仲間を増やせません。インフルエンザウイルスはノドの粘膜をターゲットにし入り込もうとしますが、普段、粘膜は粘液でおおわれているのでウイルスは吸着できません(この時がガラガラうがいでウイルスを追い出すチャンスです)。

しかし、プラークに潜む細菌たちが出す酵素は、ノドの粘膜を守っている粘液を溶かし破壊します。そのためウイルスが吸着しやすくなり感染症にかかりやすくなってしまうというわけです。手洗い・うがい・栄養と睡眠、そして歯みがきで、風邪やインフルエンザを予防して下さい。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】電動歯ブラシの購入を考えています。使うときに気をつけることはありますか?

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

電動歯ブラシの購入を考えています。使うときに気をつけることはありますか?

 

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

むし歯や歯周病の原因であるプラーク(歯垢)は、とてもしつこい汚れで、うがいや殺菌剤などでは落ちません。だから私たちは毎日歯磨きをします。器械的に取るのが最も効果的な方法なのです。

多くの方は手用の歯ブラシをお使いだと思いますが、電動歯ブラシもかなりの優れものです。手用よりも短時間で歯がツルツルになる爽快感は魅力です。ただし使いこなすにはちょっとしたコツと慣れが必要です。電動歯ブラシの場合、ブラシは動かさずに歯にあてます。手用歯ブラシのように動かしてはいけません。1~2本ずつ、数秒間です。強い力で押し当てないようにして下さい。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の溝など汚れの溜まりやすいところは特にブラシの毛先がきちんとあたっているか気をつけましょう。

各メーカーにより歯ブラシの形から振動の強さ、ハンドルの太さ、重さにいたるまで様々です。また、歯周病の方が使うのか、お子さんか高齢の方か、矯正治療中なのか、状況によって使いやすいブラシは違ってきます。ご購入の前にかかりつけの歯科医院で相談されると安心だと思います。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】電動歯ブラシの購入で気をつけることはありますか?

Question

電動歯ブラシの購入を考えています。使うときに気をつけることはありますか?

 

Answer

むし歯歯周病の原因であるプラーク(歯垢)は、とてもしつこい汚れで、うがいや殺菌剤などでは落ちません。だから私たちは毎日歯磨きをします。器械的に取るのが最も効果的な方法なのです。

多くの方は手用の歯ブラシをお使いだと思いますが、電動歯ブラシもかなりの優れものです。手用よりも短時間で歯がツルツルになる爽快感は魅力です。ただし使いこなすにはちょっとしたコツと慣れが必要です。電動歯ブラシの場合、ブラシは動かさずに歯にあてます。手用歯ブラシのように動かしてはいけません。1~2本ずつ、数秒間です。強い力で押し当てないようにして下さい。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の溝など汚れの溜まりやすいところは特にブラシの毛先がきちんとあたっているか気をつけましょう。

各メーカーにより歯ブラシの形から振動の強さ、ハンドルの太さ、重さにいたるまで様々です。また、歯周病の方が使うのか、お子さんか高齢の方か、矯正治療中なのか、状況によって使いやすいブラシは違ってきます。ご購入の前にかかりつけの歯科医院で相談されると安心だと思います。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

【医療相談】最近、歯磨きをすると血が出ます。痛みはありません。血が出てもこのまま磨き続けて大丈夫ですか?

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

最近、歯磨きをすると血が出ます。痛みはありません。血が出てもこのまま磨き続けて大丈夫ですか?

 

つくばまるごとウェブサイト つくまるチャンネル 街のお医者さん相談室 当院歯科医師による質問回答コーナー

歯を磨いて出血するのは、「歯周病」だからと思われます。何らかの原因で歯ぐきに傷がついたときは別ですが、普通に歯磨きをして健康な歯ぐきから出血することはありません。出血は歯ぐきに炎症がおきて腫れている証拠です。

歯周病の原因はプラーク(歯垢)の中のばい菌なので、きちんとプラークを取り除かないと炎症はおさまりません。プラークは殺菌剤の入ったうがい薬などで取れるものではなく、歯ブラシで機械的にとる必要があります。歯磨きで大切なのはきちんと磨けているか?ということです。歯磨きなんてやればできる、と思っている方もいるでしょう。しかし現実にはできていない方が多いのです。

磨き残しやすい場所はどこなのか?そこのプラークを効果的にとるにはどうしたらいいのか?年齢を重ねるにつれ、被せ物が入る等お口の中の環境も複雑になってきます。歯ブラシだけでは掃除しきれないこともあります。デンタルフロスや特殊な歯ブラシ、歯間ブラシの使い方を知って、自分にとって最適な磨き方を見つけましょう。一度、歯科医院で歯磨き指導を受けることをおすすめします。歯ぐきの炎症がよくなってくると、出血もおさまってきます。歯磨きは継続してがんばってください。

※写真はイメージです。質問者とは一切関係がありません。

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歯科用CTを導入しました

CT(コンピュータ断層撮影装置)では、従来のレントゲンでは見えなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置、骨密度の診査が可能となります。
立体画像で状態を確認できますので、検査の精度が向上し、状態に合わせた治療計画を策定することが可能となります。

CTによって、親知らずなどの埋まっている歯の位置確認が可能で、埋伏歯(歯肉に埋まって隠れている歯)も的確に抜くことができます。またインプラントの術前検査、埋入位置など、術中、術後に的確に評価が出来ます。それによって精密な治療を進めていくことが可能になります。他にも、目には見えない歯の根っこの先までの状態を的確に把握することができるので、歯周病治療時の精密な診断が可能になりました。

 

歯科用CTを導入しました

CT(コンピュータ断層撮影装置)では、従来のレントゲンでは見えなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置、骨密度の診査が可能となります。
立体画像で状態を確認できますので、検査の精度が向上し、状態に合わせた治療計画を策定することが可能となります。

CTによって、親知らずなどの埋まっている歯の位置確認が可能で、埋伏歯(歯肉に埋まって隠れている歯)も的確に抜くことができます。またインプラントの術前検査、埋入位置など、術中、術後に的確に評価が出来ます。それによって精密な治療を進めていくことが可能になります。他にも、目には見えない歯の根っこの先までの状態を的確に把握することができるので、歯周病治療時の精密な診断が可能になりました。

 

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