Question
上顎の骨が薄いためインプラント治療が難しいと言われました。何か解決する方法はありますか?
Answer
インプラントとは歯を失ったあごの骨に埋入する人工の歯根のことです。インプラントを埋入しそれを土台にして人工の歯を入れるのがインプラント治療です。インプラントを埋入するにはその場所にある程度の骨の量と硬さが必要です。それらを調べるためにまずは検査をします。
上顎の奥歯(臼歯)はその上部、歯根の近くに上顎洞という穴があります。上顎洞が大きい場合などはインプラントを埋入する場所の骨の量が少ないことがあり、その場合、上顎洞底挙上術(サイナスリフト)により骨の量を増やすことがあります。サイナスリフトとは上顎洞の底の粘膜を持ち上げてできた空洞に人工骨や自家骨などを移植する方法です。約半年後に再び検査をして骨が定着しているか確認をします。
サイナスリフトは上顎洞の形態等により、適応しない場合があります。個人差がありますのでまずはご相談ください。なお、サイナスリフト、インプラント治療とも保険適応外の治療になります。
【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて、つくば駅から車で6分の当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科)院長による歯科医師の立場からの質問への回答が掲載されています。過去に掲載された記事もバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。
「補綴(ほてつ)歯科」とは、見た目やかみ合わせをクラウンや入れ歯など人工の歯で補う治療法のこと
「補綴(ほてつ)」は「ほてつ」と読みます。歯科治療における補綴とは,歯が欠けたり、なくなった場合にクラウンや入れ歯などの人工物で補うことをいいます。古くは紀元前2,000年~1,000年のエトルリア人の墓地から発掘された入れ歯があります。日本でも奈良時代から入れ歯があったといわれていますので、昔から行われてきた治療法といえます。
8歳の娘です。虫歯の治療の時に、将来生えてくるはずの大人の歯が足りないと言われました。どのような治療が必要ですか?
永久歯は通常28本(親知らずを除く)生えてきます。しかし「先天性欠如歯」といって、あごの中にできるはずの歯の芽(歯胚)ができず、歯が生えないことがあります。約10人に1人のお子さんが先天性欠如歯という報告がありますので誰がなっても不思議ではありません。1~2本の欠如がほとんどですが、5本以上という方もいます。
歯が足りないためにおこる事は①かみ合わせが悪くなる、②噛む効率が悪くなる、③すき間ができるなど見た目の悪さです。
治療法としては①乳歯を大事に使い長持ちさせる、②矯正をする、③インプラントや被せ物で補うの3つですが、乳歯の状態やかみ合わせにより治療方法は異なってきます。
先天性欠如歯は早期に発見する事が重要であり、早期に発見出来ることでその後の治療が有利になります。先天性欠如歯かどうか心配な場合は、歯科医院にて行っているパノラマエックス線写真撮影をおすすめします。あご全体を撮るので歯根や歯胚の数、育ち具合までわかります。
【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。
Question
8歳の娘です。虫歯の治療の時に、将来生えてくるはずの大人の歯が足りないと言われました。どのような治療が必要ですか?
Answer
永久歯は通常28本(親知らずを除く)生えてきます。しかし「先天性欠如歯」といって、あごの中にできるはずの歯の芽(歯胚)ができず、歯が生えないことがあります。約10人に1人のお子さんが先天性欠如歯という報告がありますので誰がなっても不思議ではありません。1~2本の欠如がほとんどですが、5本以上という方もいます。
歯が足りないためにおこる事は①かみ合わせが悪くなる、②噛む効率が悪くなる、③すき間ができるなど見た目の悪さです。
治療法としては①乳歯を大事に使い長持ちさせる、②矯正をする、③インプラントや被せ物で補うの3つですが、乳歯の状態やかみ合わせにより治療方法は異なってきます。先天性欠如歯は早期に発見する事が重要であり、早期に発見出来ることでその後の治療が有利になります。先天性欠如歯かどうか心配な場合は、歯科医院にて行っているパノラマエックス線写真撮影をおすすめします。あご全体を撮るので歯根や歯胚の数、育ち具合までわかります。
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歯が折れてしまい、前歯を1本抜くことになりました。このあとブリッジにするか、インプラントにするか悩んでいます。
前歯が1本歯根ごと無くなった場合、人工の歯を再建しなければなりません。この方法にはブリッジまたはインプラント治療があります。ブリッジは失った歯の両隣の歯を削ってそこに被せ物をし(支台)、それらにポンティックという人工歯を連結するものです。様々な症例に対応し、治療期間も比較的短いのが特徴です。
インプラントは失った歯のところの歯槽骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯冠をつけるというものです。チタンのインプラント体は歯槽骨と強固に結合するので自立し、隣在歯を削る必要はありません。しかし、インプラント体を埋め込む歯槽骨の量が充分に確保されていることが治療の条件になります。歯槽骨が足りない場合は「歯槽骨再生療法」で骨を造成しますが、その量には限界があります。インプラント体の埋入から結合を確認するまで約数か月かかるので、治療期間は長くなります。
失った歯の両隣が健康な歯でしたら、インプラント治療もいいでしょう。しかし、診査の結果、歯槽骨が足りなく歯槽骨再生療法も困難な場合はブリッジをおすすめします。
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お電話や、当院ホームページ(http://tsurumidental.com)のお問い合わせフォームからご予約(アポイント)をお取りする際に、極力患者様のご希望のお日にちやお時間で予約をお取りするよう努めております。
しかし、既に他の患者様の予約が入っている為にお待たせしてしまう可能性がある場合や、インプラントや複雑な歯科治療などの外科手術(オペ)が入っている時間帯は、他の患者様のご予約をお取り出来ない場合が御座いますので、予めご了承下さい。
また他の患者様の急なご都合による変更によって急遽キャンセルが出る場合も御座います。急な痛みや腫れ、普段は仕事で通えなかったが急に時間の都合がつき当日通院したい場合などは、念のため来院前に当院へお電話をお願い致します。
皆様のご理解と、ご協力の程、宜しくお願い致します。
お電話や、当院ホームページ(http://tsurumidental.com/tsurumidental2)のお問い合わせフォームからご予約(アポイント)をお取りする際に、極力患者様のご希望のお日にちやお時間で予約をお取りするよう努めております。
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CT(コンピュータ断層撮影装置)では、従来のレントゲンでは見えなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置、骨密度の診査が可能となります。
立体画像で状態を確認できますので、検査の精度が向上し、状態に合わせた治療計画を策定することが可能となります。
CTによって、親知らずなどの埋まっている歯の位置確認が可能で、埋伏歯(歯肉に埋まって隠れている歯)も的確に抜くことができます。またインプラントの術前検査、埋入位置など、術中、術後に的確に評価が出来ます。それによって精密な治療を進めていくことが可能になります。他にも、目には見えない歯の根っこの先までの状態を的確に把握することができるので、歯周病治療時の精密な診断が可能になりました。
CT(コンピュータ断層撮影装置)では、従来のレントゲンでは見えなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置、骨密度の診査が可能となります。
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CTによって、親知らずなどの埋まっている歯の位置確認が可能で、埋伏歯(歯肉に埋まって隠れている歯)も的確に抜くことができます。またインプラントの術前検査、埋入位置など、術中、術後に的確に評価が出来ます。それによって精密な治療を進めていくことが可能になります。他にも、目には見えない歯の根っこの先までの状態を的確に把握することができるので、歯周病治療時の精密な診断が可能になりました。