こんにちは、歯科医師の北本です。
歯周病は現在、わが国の成人の7割以上の人が懸かっていると言われています。
歯周病は初めはあまり症状はありませんが、酷くなると顎の骨まで、溶かしてしまう恐ろしい病気です。
一度溶けてしまった骨を戻すことは非常に難しいことです。
そこで、当院では世界初の歯周組織再生医薬品であるリグロスを使用した外科治療を行っています。
また、リグロスは保険適応として承認認可されておりますので、皆さまの負担も軽減されます。
リグロス使用した歯周組織再生治療は、同時に外科処置が伴います。そのためにはまず歯周病の基本治療が必要になってきます。
お気軽にご相談ください。
患者さん（あなた）はどう思いますか？
賛否両論ですが、先ずは阿部さんの記事を読んでみよう。以下。
元ネタ「exciteニュース」
散財自慢の有名人が多いなか、この男だけは違うようだ。
17日に発売された「女性自身」で、俳優の阿部寛が歯の治療費を半額にしてほしいと要求していたことを報じた。記事によると、阿部は芸能人御用達のクリニックで歯並びの治療を受けているというのだが、保険適用外のため高額になった治療費を「保険適用にできるはず」と強弁。根気よく値切り交渉を続けた結果、半額にまけてもらうことに成功したという。
「同誌では、阿部がバブル崩壊時に億単位の借金をしていた経験や、妻がつける家計簿にしっかり目を通す締まり屋であることも紹介していました。ただ、交渉で治療費が半額になったということは、ある意味、阿部の要求が的外れではなかったということ。一見、ケチのように思えますが、納得のいかない治療費は払わないという強い意志が感じられます」（週刊誌記者）
世間でも「歯医者の保険外治療は高すぎる。阿部さんは有名人にも関わらず、よく値切った」「恥も外聞も気にせず、半額にしてほしいと言えるのは逆にカッコいい！」と賛同する声が多い。
じつは、阿部の「納得できないことには金を払わない」姿勢は昔から一貫しているとか。テレビ誌ライターが言う。
「阿部はかれこれ15年も散髪に行ったことがないそうです。2016年6月に放送された情報番組『PON！』（日本テレビ系）で、かつて美容師に任せてカットしてもらったら、想像以上に刈り上げられてしまい失敗。以来、髪の毛は自分で切っていると話しています。望まないことにお金を払うのはどうしても納得がいかないのでしょう」
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大前提として、私は阿部さん好きです。
阿部さん批判ではなく、今回たまたま阿部さんだっただけで
「こーゆー考え方どうなの？」ってスタンスです。
悩ましい記事ですね。
そもそも当院では保険診療しかしないので、値切りもなにも無縁ですが。
医療って値切るモンなんですかね。
値切るくらいなら、最初から俳優さんも高額自費診療など受けずに、
一般の方と同じく保険診療を受ければ良いと思うのですが。。。
全国統一料金、厚生労働省が定めた費用で歯科診療が受けれます。
しかし、基本的には保険診療では納得しない、
自費診療を安く受けたい。故の結果であり、
正しいも間違ってるもないハナシです。
なんだかなーーー。ゴネた者勝？みたいなハナシです。
保険診療は値引きできないので、値引いてほしい方は
厚生労働省相手にゴネて下さいね。
いずれにしても、やはり美容室感覚で歯科受診してる方の「武勇伝」ですか。
歯科診療はいつから一部の人から「医療」でなくなった？
これが心臓病でも、脳血管障害でも「値切る」んですか？
恐れ入りました。やはり歯医者っていくら頑張っても評価されないのかな。
日本の歯科医師が諸先進国の10～5分の1程度の報酬で保険診療を行っている
ことは知っていますか？
事実上、既に国民皆保険は破綻しています。
破綻せず存続しているのは日本の医師・歯科医師が
諸先進国の１０分の１～５分の１程度の報酬で診療しているからです。
２０２５年問題が現実化して、本当に国民皆保険が破綻したら、
患者さんは毎回毎回、無保険10割負担で窓口支払いをして
医療機関や調剤薬局へ行のでしょうか？
アメリカでは、ドラッグストアで抜歯の器具セットを安価で売っています。
定かではありませんが、麻酔とペンチみたいな道具と痛み止めのだったかな？
要は、お金の無い人は自己責任でどうぞ、ってことです。
治療するより抜歯した方が、とりあえずの痛みからは解放されますからね。
しかし、抜歯後感染、抜歯後出血、その後はどうするんでしょう。
そもそも、抜歯の技術はあるんですか？
我々歯科医師が6年かかって学ぶ口腔外科学を、
「引っこ抜けばいい」位にしか考えていないのでは？
現実、死亡例も少なくないようです。
日本をそんな国にしちゃ、ダメでしょ！！！
厚生労働省官僚の皆さん、お願いしますよ。
あ、最後に一言。
「保険じゃ出来ないんですか？」は医師・歯科医師ではなく
厚生労働省にお願いします。
事件は現場で起きてるんですよ(笑)。
もしも、諸先進国並みの治療費だったら？ ↓
日本なら国民皆保険で、全ての歯のレントゲン撮影、検査、歯石除去
さらに、虫歯治療2本（この動画では虫歯削って詰めるだけのようです、
あくまで根の治療や被せ物は無い前提で。）
まで含めて、３割負担でも総額１万円以下位でしょう。
（マル福なら同月１回６００円２回上限３回目以降０円、高齢者なら１割負担～３割負担）
アメリカならその歯だけのレントゲンと虫歯治療のみで約１０万円。
ね？日本の医師・歯科医師はアメリカの１０～５分の１程度の報酬で保険診療してます。
治療にお金が掛かるので、予防に力を入れる患者さんが多いのも納得です。
また、さらに恐ろしい事に、日本人歯科医師の海外流出が始まっています。
最近は、日本で歯科医師になった後に、シンガポール等の東南アジアに移住して
歯医者した方がリッチになれる（諸先進国と同等の扱いが受けられる）と
真剣に考える先生も多いし、実際そうなってます。
これが、「現実」ですよ。
あなた、タイトル見て「こいつ何言ってんの？」
と思ったハズ。そんなあなたは正常です。
いきなり核心に入ります。
人はなぜ働くのか？それはお金を得る為です。
（まあ、それだけじゃないけどね）
そして働いて得たお金で生活し、さらに「幸せ・楽しみ」を買います。
イメージとしては、嫌で辛い仕事を頑張ってプライベートで楽しむみたいな。
「ALWAYS 三丁目の夕日」じゃないですけど、
高度成長期は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、自家用車。
生活が快適になるためのモノを買うのが楽しみで幸せだった。
でも、今は日本ならば上記の例は既に持っている場合が多い。
そうした成熟した先進国では「サービス的な、幸せ・楽しみ」を買うんです。
これが今の５０年前の日本と同じ状態ならそんな余裕はありません。
生活必需品や、冷蔵庫・洗濯機等を買うことが「幸せ・楽しみ」だったんですよ。
じゃあ、病院、診療所は「幸せ・楽しみ」なのか？
普通に考えれば答えはNOですよね。
でも、病気でいる状態、歯で困っている状態は「幸せ・楽しみ」ですか？
こうして書きながらもホントに難しい。
しかし、健康で美しくいられることが「幸せ・楽しみ」ならば、
病院も診療所も「幸せ・楽しみ」への購買意欲になるハズです。
人類は常に進化しています。
石器でマンモスを狩猟していた時代は、食料を得ることが楽しみ・幸せだった。
農業が世界で一番儲かった時代は領土（農地）を広めるために戦争もした。
やがて工業が産まれ、工場が乱立し、雇用が大量発生した。
そして、産業革命。幾多の革命、戦争を経て、常に人類は進化しています。
現代に至っては、人類はついにインターネットによるグローバル化を手に入れた。
これば産業革命以上の超大革命です。
結果、先進国では「冷蔵庫・洗濯機等必要なものは既に持っている」。
50年後の教科書には「２０００年代初頭にインターネット革命が起きた」
と書かれるハズです。
故に、今から欲しいモノ（コト）は「サービス的な、幸せ・楽しみ」、
つまり、自分の心がパッピーになることじゃないですか？
ポジティブな例ならいくらでも挙げられます。
ショッピングに行く？デートに行く？温泉に行く？ビール飲む？
趣味のモノを大人買いする？良いんじゃないですか！
でも、一見ネガティブに見えることも実はポジなんですよ。
だって、ポジを得るにはネガを潰さないと得られないでしょ？
日本のGDPは横這いなのに対し、アメリカのGDPは右肩上がりです。
それは日本が貧しい時代に国策として「モノ造り」に舵切りして
世界屈指の経済大国なった、その夢を日本人が未だに忘れられないからです。
しかし、もうモノ造りは東南アジア諸国がガンガン追い上げて来ました。
韓国製の４万円のエアコンと、日本製超ハイテク２５万円のエアコン、
「引っ越したから２台必要だ」となったら、どちらを買いますか？
今使っているPCは国産ですか？Lenovoですか？
アメリカは早々とハードウェア産業を手放し、ソフトウェア・サービスに着手。
マイクロソフト社製品、アップルコンピュータ（iPhone含む）はバカ売れです。
Amazonは大儲けしています。
残念ながら、我が国は遅れをとってしまいました。
だからと言って悲観することはありません。
時代が変わったなら自分も変わればいいんですよ。
日本もようやく「自分に投資する時代」になったんです。
良かったじゃないですか！
あなた、タイトル見て「こいつ何言ってんの？」
と思ったハズ。そんなあなたは正常です。
いきなり核心に入ります。
人はなぜ働くのか？それはお金を得る為です。
（まあ、それだけじゃないけどね）
そして働いて得たお金で生活し、さらに「幸せ・楽しみ」を買います。
「ALWAYS 三丁目の夕日」じゃないですけど、
高度成長期は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、自家用車。
生活が快適になるためのモノを買うのが楽しみで幸せだった。
でも、今は日本ならば上記の例は既に持っている場合が多い。
そうした成熟した先進国では「サービス的な、幸せ・楽しみ」を買うんです。
これが今の５０年前の日本と同じ状態ならそんな余裕はありません。
生活必需品や、冷蔵庫・洗濯機等を買うことが「幸せ・楽しみ」だったんですよ。
じゃあ、病院、診療所は「幸せ・楽しみ」なのか？
普通に考えれば答えはNOですよね。
でも、病気でいる状態、歯で困っている状態は「幸せ・楽しみ」ですか？
こうして書きながらもホントに難しい。
しかし、健康で美しくいられることが「幸せ・楽しみ」ならば、
病院も診療所も「幸せ・楽しみ」への購買意欲になるハズです。
人類は常に進化しています。
石器でマンモスを狩猟していた時代は、食料を得ることが楽しみ・幸せだった。
農業が世界で一番儲かった時代は領土（農地）を広めるために戦争もした。
やがて工業が産まれ、工場が乱立し、雇用が大量発生した。
そして、産業革命。幾多の革命、戦争を経て、常に人類は進化しています。
現代に至っては、人類はついにインターネットによるグローバル化を手に入れた。
これば産業革命以上の超大革命です。
結果、先進国では「冷蔵庫・洗濯機等必要なものは既に持っている」。
50年後の教科書には「２０００年代初頭にインターネット革命が起きた」
と書かれるハズです。
故に、今から欲しいモノ（コト）は「サービス的な、幸せ・楽しみ」、
つまり、自分の心がパッピーになることじゃないですか？
ポジティブな例ならいくらでも挙げられます。
ショッピングに行く？デートに行く？温泉に行く？ビール飲む？
趣味のモノを大人買いする？良いんじゃないですか！
でも、一見ネガティブに見えることも実はポジなんですよ。
だって、ポジを得るにはネガを潰さないと得られないでしょ？
日本のGDPは横這いなのに対し、アメリカのGDPは右肩上がりです。
それは日本が貧しい時代に国策として「モノ造り」に舵切りして
世界屈指の経済大国なった、その夢を日本人が未だに忘れられないからです。
しかし、もうモノ造りは東南アジア諸国がガンガン追い上げて来ました。
韓国製の４万円のエアコンと、日本製超ハイテク２５万円のエアコン、
「引っ越したから２台必要だ」となったら、どちらを買いますか？
今使っているPCは国産ですか？Lenovoですか？
アメリカは早々とハードウェア産業を手放し、ソフトウェア・サービスに着手。
マイクロソフト社製品、アップルコンピュータ（iPhone含む）はバカ売れです。
Amazonは大儲けしています。
残念ながら、我が国は遅れをとってしまいました。
だからと言って悲観することはありません。
時代が変わったなら自分も変わればいいんですよ。
日本もようやく「自分に投資する時代」になったんです。
良かったじゃないですか！
